50~60代のシニア人材の紹介、派遣を提供しているシニアジョブ(東京都)が7日、人材派遣先の企業に向けて実施した「新型コロナウイルス感染防止策の状況」に関する緊急調査の結果を発表した。調査は3月27日から4月5日にかけてインターネットで行われ、206社のうち28社から回答を得た。
コロナ感染防止対策(複数回答)では、「うがい・手洗い・マスク着用の徹底など衛生強化の呼び掛け」と答えた企業が85・7%。衛生資材の配布・社内販売を行っているという企業も50%だった。一方で、自動車整備業界からの回答が多かったことなどから、「在宅・テレワークの実施」は10・7%にとどまった。
今後の人材採用については、「今すぐ人災を採用したく、50歳以上も採用したい」との回答が42・9%で、「当面採用は考えていない」が21・4%。そのほか、自由回答として「人材を採用したいが、景気の先が読めず躊躇(ちゅうちょ)している」という声もあった。
同社では、「経済全体が減速する中でも人材需要が高いことは、非常に深刻な人材不足が発生していることを示している」とした上で、コロナ終息後は「迅速かつ適切な人材供給が必要と考えられる」とコメントしている。