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再逮捕のゴーン容疑者、家族の捜査はある? 園田弁護士「共犯関係疑うのは当然」 若狭弁護士「手を広げるとは考えにくい」 (1/2ページ)

 会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン容疑者(65)をめぐり、豪華クルーザーや投資会社への出資など、日産の資金が家族周辺に流れた構図が浮上している。家族が捜査対象になることはあるのか。

 事件では、日産子会社の「中東日産」(アラブ首長国連邦)から、ゴーン容疑者の友人、スハイル・バハワン氏が経営するオマーンの販売代理店、スハイル・バハワン自動車(SBA)へ計約35億円の支出があり、このうち約5億6300万円が、今回の逮捕容疑となった。

 東京地検特捜部が注目するのは、ゴーン容疑者が実質的に保有するレバノンの投資会社、グッド・フェイス・インベストメンツ(GFI)。

 メールの記録など日産に残された資料から送金の時期や額を精査し、オマーンの販売代理店からGFIへの入金と同額が、その後、家族の会社に振り込まれていたと判断した。特捜部は私的流用の重要な根拠とみて捜査している。

 ゴーン容疑者の妻が代表を務める企業、ビューティー・ヨット(BY)は「シャチョウ(社長)号」と名付けられたイタリア製の大型クルーザー(約16億円)を約2年かけて分割払いで購入していたが、原資はGFIからの資金とみられる。

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