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共産党との連立否定、立民・枝野氏「野党共闘」どうする? 志位氏「門戸が閉ざされたと考えていない」と含み

 立憲民主党の枝野幸男代表は、次期衆院選で政権交代を実現した場合でも、共産党との連立政権を否定した。ただ、選挙協力などは進めるという。中国共産党政権による人権弾圧や軍事的覇権拡大が、国際的な問題となるなか、党綱領に「日米安保廃棄」「自衛隊解消」と掲げる共産党との野党共闘を有権者は理解するのか。

 「理念に違う部分があり、(共産党との)連立政権は考えていない」「共有する政策でのパーシャル(部分的)な連携や(衆院選の)候補者一本化に努力したい」

 枝野氏は17日、最大の支持団体「連合」の幹部会合に出席し、こう語った。立憲民主党と共産党は66選挙区で競合し、このうち接戦区で候補一本化を目指している。

 共産党の志位和夫委員長は、立憲民主党との選挙協力(野党共闘)について、自身が提唱する「野党連合政権」樹立に合意するのが条件という趣旨の発信をしてきた。

 これに対し、連合は「共産党の政権入り」に絶対反対の立場で、国民民主党の玉木雄一郎代表も「共産党が入る政権であれば(連立政権に)入れない」と、関係を明確にするよう枝野氏に要求していた。

 世界各国の共産党については、他の政党や団体、マスコミに密かに人員を送り込み、内部から操ろうとする「トロイの木馬」作戦が警戒されている。

 枝野氏の発言は、野党共闘に影響する可能性があるが、志位氏は17日の記者会見で「よく話し合っていきたい」「門戸が閉ざされたと考えていない」と述べ、野党共闘に含みを残した。

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