無法国家・北朝鮮を率いる金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が狂気の度合いを強めている。前回の飛翔体発射からわずか3日後の29日早朝、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。今後、北朝鮮がさらなる挑発行為に踏み切る恐れがあり、核実験の準備を完了したとの情報もある。正恩氏の暴走を許してはならない。
「核実験の準備が完了した状態だ」。韓国の情報機関、国家情報院は28日、そう国会に報告した。出席した議員によると、準備が完了したのは、北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の2つの坑道。韓国当局は北朝鮮について、いつでも核実験を実施できる状態を維持しているとみて監視を続けている。
核実験のタイミングとして、考えられるのが来月9日前後だ。北朝鮮の建国記念日に当たり、昨年のこの日に5回目の核実験を行った。今年も記念日に合わせて強行する可能性がある。
北朝鮮は、核弾頭を搭載した米本土に届くICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発を目指しており、8月29日早朝に発射した弾道ミサイルもその一環との見方がある。