サッカーW杯・北中米3カ国大会1次リーグF組の初戦(6月14日=日本時間15日)のオランダ戦、第2戦(25日=日本時間26日)のチュニジア戦と2連連続でフル出場したMF佐野海舟(25)=マインツ=。強豪オランダに2-2の劇的なドロー、チュニジアには4-0で快勝した今回会の日本代表にとって欠かせない存在になっている佐野だが、2024年7月に不同意性交の疑いで逮捕され不起訴になった過去が尾を引き、今大会中もSNS上では佐野の日本代表選出への反対の声が少なくない。こうした中、フェミニストを名乗るインフルエンサーは佐野を「レイプ犯」と断定する動画を自身のTikTokに投稿したが、「名誉毀損ではないか」などの指摘を受けた後、その断定を訂正した。謝罪したフェミニストインフルエンサーの言い分とは。一方で、SNS上では、暴力や差別を許さないと宣言してきた日本サッカー協会が、逮捕された過去のある佐野を代表に選んだことへの不満が、火種としてくすぶり続けている。
サッカー選手・佐野海舟 プロフィール
活動期間(2019年〜現在)
| 名前 | 佐野 海舟(さの・かいしゅう) |
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| 生年月日 | 2000年12月30日(25歳) |
| 出身地 | 岡山県津山市 |
| 職業 | サッカー選手 |
| ユース歴 |
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| クラブ歴 |
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| 代表歴 |
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| 身長 | 176cm |
| 体重 | 67kg |
| 血液型 | AB |
| 利き足 | 右足 |
| 家族 |
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| 成績 |
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| 主な経歴 |
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| 不祥事 |
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佐野海舟が逮捕された不同意性交事件の真相
佐野が逮捕された事件の経緯だが、佐野は2024年7月13日、20代の知人男性2人と六本木で、男性らの知人女性と、この女性の知人の30代女性を交えた5人で飲食し、文京区湯島のホテルへ移った。知人女性が帰宅し、男性3人と30代女性が残ったあと、7月14日午前4時すぎに女性が110番通報。警視庁本富士署は、ホテルを出た3人を、30代女性に性的暴行をした不同意性交の疑いで逮捕した。
佐野海舟は何したのか 容疑を認めた報道も
テレビ朝日によると、通報した30代女性と逮捕された3人には知り合ったばかりの関係。佐野と男性2人は同学年で、岡山県津山市のジュニアサッカークラブで一緒だったチームメートだった。そして佐野は容疑について「間違いありません」と認める供述をし、男性の1人は「1人だけだったら同意はあった」と話し、もう1人は「納得できない」と否認したと報じられていた。
宮本恒靖会長が理事会で語った残念な気持ち
JFA(日本サッカー協会)の宮本恒靖会長(49)は7月18日の理事会で、「詳しいことは分からないが、サッカー界に身を置く人間として非常に残念に思っている」「代表選手に対して再度教育していく必要がある」と話した。
佐野海舟が釈放後発表した謝罪コメント全文
佐野は7月29日に釈放され、マネジメント会社「UDN SPORTS」を通じて謝罪。
「この度は、私の行動によって被害者の方に多大なご迷惑をかけてしまった事を心よりお詫び申し上げます。また、ファンやサポーター、関係者の皆様に対しても、ご期待を裏切り、ご迷惑をおかけしましたことを深く反省しております。現在、私は自分の行動の結果を真摯に受け止め、何をすべきか、一歩一歩前進し、信頼回復に努めていこうと考えております。この度は誠に申し訳ございませんでした」
佐野海舟のマインツ移籍と不起訴処分の経緯
当時J1鹿島に所属していた佐野は8月1日には、移籍先のドイツ1部マインツに合流した。そして東京地検は8月8日に3人を不起訴にした。不起訴の詳しい理由は明らかにしていないが、示談が成立し、起訴猶予だとみられる。
佐野海舟が日本代表に復帰、3つの選出理由
マインツ移籍後に活躍し定位置を確保した佐野の、サッカー日本代表復帰が発表されたのは2025年5月23日のことだった。佐野の代表復帰は2024年1月以来。2025年6月のW杯アジア最終予選のオーストラリア戦とインドネシア戦のメンバーに選出された。日本サッカー協会はこの時、佐野の選出について3つの理由を挙げた。
- 佐野が被害者に謝罪し、被害者との話し合いが済んだ
- 佐野が深く反省している
- 不起訴になり刑事事件として罪に問われず終了した
森保一監督が会見で語った再チャレンジの道
佐野の選出について、森保一監督(57)は会見でこう話した。
「個人的には『ミス』を犯したということはありえると言えるかもしれないですが、チームの一員と考えたとき、指導者として一人の選手と向き合う中で、『ミス』を犯した選手をそのままサッカー界から葬りさるのか、再チャレンジする道を与えることの方がいいと思った」
佐野自身は事件について何を語ったか。メンバー発表から5日後の5月28日の会見でこう語った。
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【発言全文】サッカー日本代表・佐野海舟の会見(2025年5月28日)
自分の行動によって、たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。自分にできることを日々考えながら、サッカー面ではプレー、行動、言動というもので、自分が出せるものを出し続けていきたいと思いますし、プレー以外でも、自分にできることを考えて、社会に貢献し続けたいなと思っています。
自分の口から伝えないといけないなというふうに思って、この会見をしようと思いました。もちろん認識の甘さはありましたし、行動の部分で甘さというのはありましたし、そこをどうしていくかということを今は考えてやっています。
本当に毎日サッカーができることに感謝して、1日1日、自分ができることを日々考えながらサッカーにも取り組みましたし、それは今後も取り組んでいきながら、サッカー以外の面でも、何か自分にできることを考えて、社会に貢献できるようにしていきたいなと思っています。
本当に全員が目指している場所だと思いますし、自分がここに立てていることに本当に感謝の気持ちを持って、誰よりも責任感を持ってやりたいと思っています。特定の誰というのはありませんけど、本当に支えてくださっている皆さんのために、自分はサッカーをやらないといけないと思っていますし、自分1人のサッカー人生ではないなと思っています。
自分に対する賛否はもちろんあるというのは思っていますし、でも自分にできることを考えて、僕は日本のサッカーのために戦うしかないと思っているので、それをやり続けて、プレーで、行動で示していきたいなと思っています。
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佐野海舟のW杯北中米大会選出への反対の声
そして2026年、佐野はサッカーW杯・北中米3カ国大会のメンバーに選出。だが大会期間中にもX(旧ツイッター)上では、佐野の選出に疑問を呈する声は少なくなかった。
- 「オレは佐野海舟の日本代表選出に反対や」
- 「選出した気持ちが全く理解できない。何故、容認されると思ったのだろう?今後いつまでも禍根を残すと思わなかったのだろうか?」
- 「そもそも代表入りしてること自体がおかしい」
