その年の6月、ソウルの飲食店で、林氏と脱北者の大学生が出くわし口論になった。口論の模様は録音されていて朝鮮日報(12年6月4日より)が記事にした。その一部を紹介しよう。
「どこの馬の骨か分からない脱北者のガキが転がり込んできて」「この犬野郎。何も知らない脱北者のガキが大韓民国の国会議員に言い掛かりをつけるのか。大韓民国に来たなら黙って静かにしていろ」「この変節者のガキ。身の回りには、くれぐれも注意しろ」
これが、「統一の花」のお言葉だ。わが心の祖国=北朝鮮を裏切った人間への敵意、そして、大韓民国の国会議員様の傲慢さがあふれ出ているお言葉だ。
彼女の素質を評価して北朝鮮に送り出した学生運動の指導者は、その後、民主党の幹部になり、彼女を国会議員候補に推薦した。そして、文政権の成立とともに、彼は大統領府の秘書室長に就任した。任鍾皙(イム・ジョンソク)氏だ。
やはり側近の李ヘチャン議員とは、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で首相を務めたことがある左翼の元老だ。もともと傲慢さを絵に描いたような人物で、親中・反日主義者だ。