小池流手法には、身内からも反旗が翻った。
昨年夏の知事選で、いち早く小池氏を支援した都民ファーストの会の音喜多駿(おときた・しゅん)都議と、上田令子都議が5日、離党した。
音喜多氏は「市場移転や、東京五輪など都政に課題が山積する状態で、国政に手を伸ばすのが正しいとは思えない」と、小池氏の政治姿勢に疑問を投げかけた。都議2人は都民ファーストの会の体質について、以下のように語った。
「どこで誰が何を決めているのか分からない」「都議が55人もいるのに(新代表は)幹部3人で決まった」「(党運営は)密室で役員数人で決めるブラックボックスそのもの」「(所属都議から毎月計1155万円集めているが)個別の使い道は何度聞いても出てこない」「新人との飲み会も『派閥づくりの分派活動だ』として禁止された」
これが事実なら、北朝鮮並みの強権統制ではないか。
兄弟政党・希望の党にも不満は鬱積している。
党関係者から「小池氏は衆院選出馬する。流れは一気に変わる」と言われて合流を決断した公認候補もおり、「裏切られた」ともらしている。
永田町関係者は「すでに『選挙後は離党する』と周囲に話している候補もいるようだ。小池氏がいうチャーター(結成)メンバーにも、小池流の手法に不満を感じている人がいる。小池氏の『新・排除の論理』に怒りを爆発させる公認候補もおり、選挙後、民進党出身のベテラン議員を中心に分党の動きが加速するはずだ」と明かす。