コメ卸大手の神明が米粉を使った代替チーズの開発に取り組んでいる。乳製品アレルギーがある人でも食べられ、菜食主義者が多い海外での需要を狙う。
チーズ独特の香りや味は酒かすで再現し、コメ由来のアミノ酸成分でうまみも追加。3年かけて本物そっくりに完成させた。
4月には神戸市に専用工場を立ち上げた。秋田県の契約農家からもち米を調達し、生産量は月200トンを見込む。6月以降、業務用での販売を開始する計画で、消費者向けも今秋の発売を目指す。想定価格は1キロ1200円程度と通常のナチュラルチーズより安いのも強みだ。藤尾益造専務は「カニカマのような代替品の枠を超えた存在を目指したい」と意気込んだ。
