「すずめの戸締まり」と「スラムダンク」が大ヒット
今年も4半期が過ぎたが、韓国映画界で〝大ヒット〟と呼べる韓国映画は現時点で1本もない。今年は日本の「スラムダンク」が観客動員数460万人を突破する大ヒット。興行ランキング1位を独走していたが、それを抜いたのも日本のアニメ映画だった。「すずめの戸締まり」が546万人を動員したのだ。どちらも2021年に韓国で公開された「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の215万人を大きく上回っている。
韓国でも旋風を巻き起こした「スラムダンク」だが、その人気は日本人の想像をはるかに超えていた。デパートではグッズが高値で売られ、「スラダン」を愛するファンたちがカフェでイベントを行うことも多々あった。
ところがチケットの売り上げ枚数と上映館の混み具合は一致しなかった。観客だけがもらえるオリジナルグッズ欲しさにチケットを買う人がいたからだ。韓国ではチケットさえあれば、映画を観なくてもグッズを受け取ることができる。何度も映画を観たファンは上映終了の時間に合わせてグッズをもらいに行けばいいのだ。こうしたファンの中にはわざわざ訪日し、日本の映画館でもグッズを手に入れている人もいた。せっかくの日本旅行でも、レアグッズを手に入れるため映画館に行くという。
