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「女人禁制」見直し要望書提出の宝塚市長に スイーツ親方が神対応 (1/2ページ)

 “スイーツ親方”ならではのファインプレーだった。

 兵庫県宝塚市の中川智子市長(70)が19日、日本相撲協会とスポーツ庁を訪れ、土俵の女人禁制を見直すことなどの要望書を提出した。

 女性の中川市長は、宝塚で開催された6日の大相撲春巡業で、土俵上からあいさつすることを希望したが、伝統を理由に断られ、土俵下からとなっていた。

 中川市長は職員2人を伴い、公務として公費で上京。親方衆からは「宝塚市とは関係ないこと。市のために他にやることがあるだろう」という冷ややかな声も挙がった。

 そんな中川市長を接待したのが、スイーツ好きとして知られテレビ出演も豊富な芝田山広報部長(元横綱大乃国)。約45分も会談し、相撲の伝統などを力説した。“手ぶら”で要望書だけを出しにきた中川市長に、相撲グッズのおみやげまで渡す神対応。中川市長が次に訪問したスポーツ庁で約10分であしらわれたのとは対照的だった。

 「一刀両断に『議論しません』という答えもありうると思っていましたが、『理事会などで議論する』と明言していただきました。誠実に対応してくださった」と中川市長は相撲協会の反応にホクホク。

 芝田山親方は「わざわざ来ていただくのに、『(要望書を)受け取りました。さようなら』ということはしません」と、向島「長命寺」の桜餅でもてなした。

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