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年俸格差13倍超! 巨人・池田と楽天・ウィーラー“不均衡トレード”の舞台裏 (1/2ページ)

 巨人は25日、池田駿投手(27)と楽天のゼラス・ウィーラー内野手(33)の交換トレードが合意したと発表した。両選手の年俸格差は13倍超。開幕直後に不均衡トレードが成立した背景とは-。

 「いろんなポジションを守れる。間違いなく戦力になってくれる。外国人枠が今年は5人。若い外国人もいるが、いい補強をしてくれた」。ウィーラーの電撃加入を原監督はそう喜んだ。

 現状1軍の外国人野手は左打ちのパーラのみ。岡本に続く右打ちの大砲を求めていたが、3月に育成から支配下登録されたモタはまだ1軍レベルには遠く、5人の外国人枠を持て余していた。

 トレード成立を聞いた楽天のある選手は「金銭は付かないんですか? ウチがよく飲んだなあ」と驚きを隠せず。今季年俸はウィーラーの2億円に対して、池田は1450万円。条件面では楽天が大損のトレード劇には裏がある。

 巨人はもともと金銭面には糸目をつけていなかった。実はトレード相手として先に声を掛けたのは西武。目当ては通算130本塁打で、今季年俸1億円ながら開幕2軍のエルネスト・メヒア内野手(34)だった。

 西武関係者は「辻監督がメヒアを気に入っていたから、話はほとんど進まなかった」と内情を明かす。昨季は来日6年間で最低の75試合、打率・211、6本塁打、20打点と低迷。それでもまじめな性格の評価は高く、4億円の大減俸で残留させた。楽天・松井から3本塁打など特定の好投手をカモにしており、辻監督は代打の切り札として構想に入れている。左腕不足に悩むチーム事情を抱えながらも、交渉は不成立に終わった。

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